北朝鮮「今、私たちは過去最悪の干ばつに襲われています」
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1: 名無しのスコールさん 2019/05/16(木) 19:33:32.73 ID:xo5uAZSF0.net
北朝鮮が干ばつに見舞われ、食糧不足が深刻化している。国営メディアは1982年以降最悪の干ばつだとし、国民に農作物の不作と「闘う」よう呼びかけている。
北朝鮮の食糧事情については、最大1000万人が「緊急の食糧支援を必要としている」と国連が指摘している。
今年に入ってからは、同国民は1日300グラムの食べ物で暮らしていると報告している。
国営朝鮮中央通信によると、北朝鮮の今年1〜5月の降水量は計54.4ミリメートルで、過去37年間で最も少ない。
同国の労働新聞は、「かつてないほど水が必要だ」とし、干ばつ被害を防ぐため、同国は「激しい闘い」にあると訴えた。
また、「農家は干ばつ被害が出ないよう、なんとしても畑を守らなくてはならない」と呼びかけた。
国連の世界食糧計画(WFP)と食糧農業機関(FAO)が先月公表した共同報告書では、北朝鮮の昨年の農作物の生産量は2008年以降で最低レベルだったとされる。
また、全人口の40%に当たる1000万人が食糧不足に直面していると記した上で、「5〜9月の収穫が少ない時期に状況は悪化する恐れがある」と警告している。
北朝鮮では1990年代、深刻な飢饉が発生し、数十万人が栄養失調で死亡したとみられている。
今回の干ばつ被害が当時に匹敵するとの予兆は今のところない。だが、農作物の不作は国内全域で見られる。