高知の町議、岡山にボランティアに行く → 「避難所に泊めろ!でなきゃ被災してない家を紹介しろ!」
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高知の町議、岡山にボランティアに行く → 「避難所に泊めろ!でなきゃ被災してない家を紹介しろ!」
西日本を中心とした豪雨で、大きな被害が出た岡山県倉敷市真備町にボランティアに行った高知県大豊町の
町議会議員が、酒に酔った状態で避難所に宿泊させるよう迫り、責任者とトラブルになっていたことがわかりました。
大豊町によりますと、トラブルを起こしたのは大豊町議会の三谷幸一郎議員(65)です。
三谷議員は今月18日、町内の男性3人と岡山県倉敷市真備町に支援物資を届けたほか、日中、ゴミの運び出しなどの
ボランティア活動を行ったということです。
その夜、三谷議員は町内の避難所の小学校を訪れ、同行した男性を含め4人を宿泊させるよう求めたということです。
避難所の責任者が「被災者しか泊められない」と宿泊を断ると、三谷議員はいったんその場を離れたものの、その後、
避難所を再び訪れて「避難所に宿泊できないなら、被災していない家を紹介してほしい」と迫ったということです。
責任者が断ったにもかかわらず、三谷議員はおよそ1時間にわたって要求を続け、結局、避難所の責任者が折れる形で
4人を校舎の2階に宿泊させたということです。三谷議員は酒に酔った状態だったということです。
大豊町は高知県などを通じてこのトラブルを把握し、今月26日に町長と町議会の議長が倉敷市を訪れ、担当者に
謝罪したということです。
大豊町議会の佐藤徳治議長は「言語道断の行為で何らかの対応を検討する」としています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180730/k10011556161000.html