阪神・ロサリオ、一軍昇格決定
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転載元: http://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1531774797/
13年ぶりの優勝へのデッドラインは、とうに超えている。過去、最大逆転ゲーム差「6・5」の虎が、はやくも首位広島と8ゲーム差。今季もっとも差をつけられた。しかも仕切り直しの一戦で、宿敵の巨人相手に、今季最多4万6788人の本拠地・甲子園で、黒星スタート…。
「まあ、ね。使っているのは僕ですから」
金本監督は、八回に代打を送った中谷について、厳しい表情で振り返った。最後に追い上げたとはいえ、リーグ最低の打率・243の打線は、後半戦になっても大きくは変わらなかった。漂う閉塞感。だからこそ、すぐさま手を打つ-。
それが、ロサリオの昇格だ。6月に加入し、この日も2安打2打点など打率・316と好調な左打ちの好打者ナバーロとの『W助っ人砲』で、現状を打破する。
それでも、ウエスタン・リーグでは打率・313と復調の兆しはある。指揮官も前半戦の総括会見で、後半戦のキーマンを問われると、藤浪と共にR砲を名指し。「倍返し」を指令したばかりだ。「4番・一塁」で陽川が結果を出していることもあり、昇格は見送っていたが、この日の試合後、不振のセットアッパー、マテオの抹消を決定。
外国人枠「4」の1枠があいたことで、昇格に踏み切った形だ。福岡に遠征中の2軍から急きょ、呼び寄せる。
それだけ、チームは起爆剤を欲している。必勝を期した、後半戦開幕。試合前には、チーム全員で追撃を誓っていた。ミーティングでは金本監督が自ら中央に立ち、「最後に勝っているのは俺たちだ」と改めてVを宣言。続いて福留にも話を振り、主将も熱く戦う姿勢を説いたという。
これ以上、カープに離されるわけにはいかない。2位の巨人とは2差で、4位のDeNAとも0・5差。Aクラスさえ、危ない。ここで踏ん張れるか、ズルズルといくのか。大逆転へのキーマン、ロサリオを復帰させて、17日、もう一度、仕切り直す。