【東スポ】中井ら急成長で巨人外野陣に若返りのうねり　陽岱鋼、長野の立場どうなる

内野では一塁の岡本や二塁の吉川尚のニューフェースが開幕から全試合でスタメン出場する一方で、左翼のゲレーロを除く外野では新たなうねりが起きている。
転機となったのは３日の中日戦（ナゴヤドーム）で死球を受け、左手甲を骨折した陽岱鋼の戦線離脱だ。以降は立岡が７試合、長野が６試合、中井が５試合で先発出場している。

　陽岱鋼不在の間に一軍で中堅守備の経験がなかった中井をプロ入り初の実戦起用。さらには内野手の田中俊を二軍戦で中堅に挑戦させ、一軍練習でも日々特訓を課すなど新たな育成に力を注いでいる。外野でも若返りの波が押し寄せているのだ。

　陽岱鋼が早期合流できても、中堅レギュラーの確約を得られるかは不透明。さらに近年は打撃不振が続き、今季はここまで出場１６試合（スタメンは１０試合）にとどまる長野の立場もますます危うくなりかねない。今後の外野陣からも目が離せなくなりそうだ。
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