キスで感染する、性病があるって本当ですか?
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1:砂漠のマスカレード ★:2016/06/04(土) 05:39:29.56 ID:CAP_USER9.net
■Q.キスで感染する、性行為感染症があるって本当ですか?
「キスしただけで、忘れた頃に肝炎になる性行為感染症があると聞きました。
本当でしょうか? 思い当たることがあり、パートナーや子どもに感染していたら……と思うと、気が気でなりません」
■A.あります。
ご質問の通り、キスしただけで肝炎になる性行為感染症はあります。
性器ヘルペス・口唇ヘルペス、B型肝炎、咽頭クラミジア、咽頭淋病など、さまざまです。
ここでは、病名もそのままの、いわゆる「キス病(Kissing disease)」というものをご紹介します。
これは唾液中に病原体が存在するために、キスだけで感染してしまう可能性がある病気です。
より正確に言うと、キス病には「伝染性単核球症」という少し難しい病名がついています。
この単核球症は、リンパ球のこと。原因ウイルスである「EBウイルス」がある型のリンパ球に感染すると、そのリンパ球を攻撃する別の型のリンパ球が増加します。
最初は発熱から始まり、リンパ節が腫れてきます。ウイルス感染したリンパ球を攻撃する場所が肝臓に及ぶと、肝炎と似た症状が起こります。
症状としては、だるさ、食欲不振など。そして、少しのお酒で酔いが回ることもあります。
場合によっては、尿の色や白目の色が黄色または茶色っぽく変わる黄疸(おうだん)を来すことがあります。
幸いなことに、キス病のほとんどは自然に治ってしまいます。一部の人が、無症状の状態で唾液中にウイルスを持っていて、次の感染源となります。
次に感染した人は、また、忘れた頃に肝炎になる可能性があるので注意が必要です。
子どもが幼いうちに親から子どもへ感染した場合は、子どもの免疫系の応答が弱くて、微熱とリンパ節が腫れる程度で症状が軽くて、肝炎の症状までは起きません。
知らないうちに多くの人が垂直感染(親から子どもへ感染)していることが多い病気です。
しかし、キス病に関しては、本人が感染したことがなく、相手の唾液中にウイルスがあった場合は予防方法がありません。
http://news.nifty.com/cs/item/detail/allabout-20160603-1/1.htm
2016年6月3日(金)23時45分配信 All About