【画像】 中国で酔った日本人がタクシーに20万元(約332万円)を置き忘れた結果wwww
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【画像】 中国で酔った日本人がタクシーに20万元(約332万円)を置き忘れた結果wwww
会社がこのニュースを広めなかったら、タクシー運転手の李保文さんが巨額の現金を拾い、持ち主である
日本人の乗客の手元に届けたことを誰も知らなかっただろう。この件について、13日午後に李さんを取材すると
「何も特別なことをしたわけではない。当たり前のことをしただけだ。会社の評判を落とす訳にはいかないから」と答えた。
廈門日報が伝えた。
酔客が乗車、落とした黒い財布
タクシー運転手の李さんは廈門(アモイ)順捷凱タクシー有限会社の夜勤運転手。5月5日夜10時頃、
明発商業広場のナイトクラブ・一代佳人の入り口で4人の乗客を乗せた。李さんは助手席に座ったのは
日本人男性で、やや飲み過ぎているように見えたと当時を思い出しながら言った。
タクシーは京?中心酒店の入り口に停車。乗客が下車する時、ホテルの警備員が座席に忘れ物が無いか
特に確認したのにあわせて、李さんも助手席と後部座席に目を向けチェックし、問題なかったので車内灯を
消すと車を走らせその場を離れたという。
巨額の現金を見つけ、手つかずのまま持ち主へ
次の乗客を乗せて、タクシーが海滄大橋の真ん中あたりを走行しているとき、李さんは会社からの電話を受け、
たった今、外国人客をホテルまで乗せなかったか、また乗客が落とした財布を拾わなかったかと聞かれた。
李さんは「その時もチェックしたが、見つからなかった。ただ、あとから助手席に乗せた乗客が持って行ってしまった
のではないかと心配になりだした」と語った。そして李さんが会社からの電話を切るとすぐに乗客から頼まれたと
思われる京?中心酒店スタッフからも電話がかかってきた。
車が大橋を渡りきると、李さんはすぐに路肩に駐車し、助手席に乗っていた乗客にも手伝ってもらい、携帯電話の
懐中電灯機能を使って探してもらった。「助手席と足元には何も無く、座席の下にも無かった」が、最後にドア側の
隙間からそれらしい財布を見つけた。「パンパンに札が詰まった財布を乗客から受け取ると、そのまま運転席の
ダッシュボードの上に置いた」という。李さんは会社に報告すると、乗客を目的地まで送り届け、その後直接、
京?中心酒店に向かった。
0時近く、李さんはホテルスタッフと警備員立会いのもと、拾ったままの財布を届け、日本人の乗客はその場で
中身をチェックして金額に間違いがないことを確認した。李さんはその時初めて財布の中には3束の真新しい
100ドル札だけでなく、2束の百元札、小銭と証明書などが入っていることを知ったという。乗客によれば、財布の
中には人民元に換算すると20万元以上(約332万円)が入っていたという。
つづく