【画像】買収されたシャープが物凄いソーラーパネルを開発するwwww
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【画像】買収されたシャープが物凄いソーラーパネルを開発するwwww
「高性能・高信頼性太陽光発電の発電コスト低減技術開発」プロジェクトの一環として開発したものだ。
太陽電池の公的測定機関である産業技術総合研究所(AIST)により、31.17%の変換効率が確認された(図1)。
一般的に、化合物系の太陽電池セルは、インジウムやガリウムなど、複数の元素の化合物を材料とした
光吸収層で構成される。光の吸収特性が異なる複数の材料を組み合わせることで、太陽光の波長をより
幅広く捉えられるため、高い変換効率を実現できるという仕組みである。
シャープの化合物3接合型太陽電池セルは「インジウムガリウムリン(InGaP)」「ガリウムヒ素(GaAs)」に
「インジウムガリウムヒ素(InGaAs)」のボトム層を加えた3つの光吸収層で構成。太陽光をより効率良く
電気に変換できる独自の構造を採用したことが特徴である(図2)。
同構造のセル(1.047平方センチメートル)については2013年4月に開発を発表していた(関連記事)。
今回はより大きなサイズの太陽電池セルの開発とモジュール化に成功。モジュール(968平方センチメートル)と
しても世界最高の変換効率を達成した。セルの大型化については「製造条件最適化による基板面内の均一性の向上」
とそれに伴う「太陽電池製造基板サイズの大径化」「基板サイズの大径化に適したセル製造プロセスの開発」により
実現したとしている。
現在、化合物太陽電池は主に人工衛星などに採用されているが、シャープでは今回の開発成果をもとに、
さらなる高効率化と低コスト化を追求し、軽量化が求められる各種移動体の電源など、地上での用途開拓を
進めていくとしている。
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1605/20/news056.html