古巣・横浜高のセンバツ「関東・東京6枠目」選考に物申す
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転載元: http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1549170306/
3月23日に開幕するセンバツに出場する32校が先週1月25日に決定した。
「関東・東京」最後の6枠目が驚いた。
横浜(神奈川)の5年ぶり16度目の出場が決まったのだ。昨秋の関東大会準々決勝で春日部共栄(埼玉)に2―9で七回コールド負けを喫していた。
関東4校が確約された1983年以降、準々決勝コールド敗退校の選出は初めてである。横浜は私の古巣だが、この選考には疑問を感じる。
昨秋の都大会決勝で、国士舘(東京)に1点差の惜敗を喫した東京2位の東海大菅生が順当に選ばれると思っていた。
しかし、選考委員は「関東大会と比べて東京大会のレベルが低かった」とコメントしている。
地域性で佐野日大(栃木)の選択肢もあったはず。栃木、群馬、茨城の北関東3県の一般選考がなかったのは、85年以来34年ぶりだという。
横浜が逆転で選ばれた理由は、最速153キロ左腕でドラフト1位候補・及川(2年)が評価されたこと。
関東大会を制した桐蔭学園(神奈川)に県大会決勝で11―2と圧勝し、激戦の神奈川を制したこともプラス材料だった。
同委員は「全国優勝できる」と話しているように、選ばれたからには結果で示すしかない。
主将の内海(2年)ら打線も破壊力がある。軸の一校になるのは間違いない。
横浜の他に、こちらもドラフト1位候補・奥川(2年)擁する星稜(石川)、近畿勢では龍谷大平安(京都)のエース左腕・豊田(2年)は凄みはないが勝てる投手だ。
履正社(大阪)は能力が高い選手が多い。明石商(兵庫)、広陵(広島)が続く。
明治神宮大会を制した札幌大谷(北海道)のエース西原(2年)は、まずまずの好投手とみている。
■臨時コーチを務める山梨学院は投打の軸を工事中
私は現在、関東4強で選出された山梨学院(山梨)の臨時コーチを務めている。清峰(長崎)を率いて2009年センバツで優勝した吉田監督の依頼である。
昨夏の甲子園で左中間中段へ本塁打を放っている右の主砲・野村(2年)はスケールが大きい。
今は弱点克服のため、引っ張らずに右中間へ運ぶ練習を取り入れている。
DeNAの筒香も逆方向の左中間への打撃練習で開きを矯正している。
投手力が弱いが、軸になりそうな左腕・駒井(2年)の投球フォームを改造中。踏み出す右膝が突っ張ってしまい、体重移動が止まっていた。
右膝を曲げるために、三塁側へゴロを転がしてフィールディングの練習をしている。
右足が突っ張ると送球がそれてしまうため、矯正するのに適している。山梨学院は平成最後のセンバツで台風の目になりたいところだ。
https://news.nifty.com/article/sports/baseball/12136-180394/
2019年02月03日 09時26分 日刊ゲンダイDIGITAL