マナー講師「ビジネスにおいて『なるほどですね・・・』は失礼。 『かしこまりました』『承知いたしました』をつかえ」
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マナー講師「ビジネスにおいて『なるほどですね・・・』は失礼。 『かしこまりました』『承知いたしました』をつかえ」
1:風吹けば名無し:2018/09/25(火) 10:30:09.68 ID:dzFG3xKvM.net
「上から目線」の印象を与えかねない
Q.ビジネスシーンにおいて「なるほど」「なるほどですね」という返答は、マナー違反なのでしょうか。
金森さん「『なるほど』は、相手の話に対する『同意』『納得』の感情の他、『知らなかったことを知ることができた』というような、相手の話が『理解できた』ということを伝える場合や純粋な相づちなどとして、さまざまなシーンで使われている言葉です。
相手に対する返答として、言葉自体は間違いではないものの、『相手の発言を評価した上で認める』ニュアンスが含まれるため、「上から目線」の印象を与えてしまう可能性があることも事実です。
相手に与える印象が特に重要視されるビジネスシーンにおいては、相手によってはマイナスイメージを与えかねないため、慎重に使うべき言葉ではあるでしょう。
なお、『なるほどですね』は『なるほど、そうですね』から来ている言葉だと思いますが、このような略し方は違和感があり、そもそも日本語として正しいものではありません。そのため、ビジネスシーンで使用するのは不適切です」
Q.同意や納得した気持ちを表す際、ビジネスマナーとして望ましい表現や、振る舞い方について教えてください。
金森さん「基本は、まず『はい』と答えることです。『なるほど』ではなく、『おっしゃる通りです』『そうですね』などは不快な印象を与えず、どんな相手でも使えます。『かしこまりました』『承知いたしました』はさらに丁寧な表現です。
先述の通り、『なるほど』はその言葉一つで、さまざまな意味を伝えることができる便利な言葉ではありますが、どうしても上から目線の印象がつきまとうため、相手から反感を買うなど、誤解を招く可能性も含んでいます。
もし、つい『なるほど』を用いてしまった場合は、単体の言葉として使うのではなく『なるほど、よく理解できました。ありがとうございます』のように、より具体的な言葉を添えて伝えるとよいでしょう。相手に正しく気持ちを伝えるために、“言葉を尽くすコミュニケーション”を意識することで、誤解やクレームなどを防ぐことができます。
コミュニケーションにおいては、態度も重要な情報です。『なるほど』を発する場合でも、表情や態度を意識するだけで印象が全く変わってくるもの。相手に言葉を伝える時は、その言葉が正しいか正しくないかだけに気を取られるのではなく、その言葉を発する時の表情や態度、話し方にも意識を向けることが大切です」
http://news.livedoor.com/article/detail/15348840/
元記事:http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1537839009/