エマ・ワトソン「弱者男性へ。男は弱くてモテなくても気にしなくても大丈夫なのよ]
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エマ・ワトソン「弱者男性へ。男は弱くてモテなくても気にしなくても大丈夫なのよ]
女優のエマ・ワトソン氏が国連でしたフェミニズムに関するスピーチの話題が、なぜか今さらネット上で再燃しているようだ。
ワトソン氏はこのスピーチの中でいろいろなことを話しているが、今話題になっているのは、
男性もジェンダー・ステレオタイプから自由になってよい(あるいは、なるべきだ)」
と主張している部分。ワトソン氏は、
「弱いと思われるのが嫌だから」と言って、男性は心が弱っているのに助けを求めようとしません。
その結果、イギリスの20歳から49歳の男性は、交通事故、ガン、心臓疾患よりも自殺によって命を落とす方が圧倒的に多いのです。
「男性とはこうあるべきである」「仕事で成功しなければ男じゃない」という社会の考え方が浸透している為に、自信を無くしている男性がとても多くいるのです。
つまり、男性も女性と同じようにジェンダー・ステレオタイプによって苦しんでいるのです。
男性がジェンダー・ステレオタイプに囚われていることについては、あまり話されることがありません。
しかし、男性は確実に「男性とはこうであるべきだ」というステレオタイプに囚われています。
彼らがそこから自由になれば、自然と女性も性のステレオタイプから自由になることが出来るのです。
男性が「男とは攻撃的・アグレッシブであるべきだ」という考え方から自由になれば、女性は比例して男性に従う必要性を感じなくなるでしょう。
男性が、「男とはリードし、物事をコントロールするべきだ」という考え方から自由になれば、
女性は比例して誰かにリードしてもらう、物事をコントロールしてもらう必要性を感じなくなるでしょう。
男性も女性も繊細であって良いのです。男性も女性も強くあって良いのです。と述べている。
この主張に対して、
しかしエマ・ワトソンの歴代交際相手は男らしい成功者ばかりではないか。
女がそういう男を選ぶ以上、男がジェンダー・ステレオタイプから自由になれるはずがないではないか。ワトソンは矛盾している。
などと批判するネット民が大勢現れた。
http://blogos.com/article/237397/
これに対しての反論も多数出て、論争状態となっている。