男「結婚してください」、女「いいよ」、男「家に来て」、女「嫌、1人でゆっくり休みたい」、男「おかしくない?」、女「結婚は依存ではない」、男「!?」
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男「結婚してください」、女「いいよ」、男「家に来て」、女「嫌、1人でゆっくり休みたい」、男「おかしくない?」、女「結婚は依存ではない」、男「!?」
1:名無し募集中。。。:2018/02/22(木) 13:04:58.21 ID:0.net
「僕と結婚してください」
この計画はうまく遂行され、プロポーズは感動的で思い出深いものとなった。
旅行は、2泊3日の日曜帰りだったが、省吾も佳恵も月曜、火曜と有給を取っていた。
省吾の中では、ロマンスカーで新宿に戻ってきたら、そのまま2人で省吾の家に行き、火曜日まで一緒に過ごすつもりでいた。
ところが、佳恵は、「新宿からこのまま自分の家に帰る」という。
「どうして? 何か予定が入っているの?」
「何もないけれど、3日間一緒にいたのだから、2日間はゆっくり家で休みたいの」
「僕の部屋で休めば?」
「1人の時間をつくりたい」
ここで言い争いになった。
「横に僕がいたらいけないの?」
「1人で気持ちを休めたい」
「僕がいると、気持ちが休まらない? 結婚したら2人でずっと一緒に暮らすのに? それって、おかしくない?」
「だって、まだ結婚したわけじゃないでしょ!」
会話はどんどん悪い方向にヒートアップしていったので、いったんは省吾が折れ、佳恵が家に帰っていくのを新宿駅で見送った。
しかし、家に帰り部屋で1人寂しくなった省吾は、その気持ちをメールでぶつけてしまった。
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すると、こんな返信がきた。
「結婚は、依存ではありません。自立した個々が織りなしていく生活です。2人でいる時間も大切ですが、私は自分1人の時間も持ちたいと思っています」
いつもなら甘えた口調のタメ口メールを返してくるのに、理路整然とした、ですます調のメールが腹立たしく、売り言葉に買い言葉で、「その言い方はなんだよ!」と返信。そこでまたケンカが勃発した。
ラブラブだったはずの2人が、ここからギクシャクしだした。
省吾は、ただ彼女と一緒にいたかっただけ。男としてはちょっと恥ずかしいが、彼女に甘えたかっただけ。ところが、それから1週間は、メールも電話も会話がすれ違うようになり、彼女はひたすら自分の結婚観を語る。省吾には、それが押し付けに取れた。
「わかったよ。もう一緒にはやっていけないね。さようなら」
これは、婚約中に最も言ってはいけない言葉だ。しかし省吾は、別れを切り出したことで、「ごめんね。しょうちゃんと一緒にいたいよ」と佳恵が甘えてきてくれると思っていた。
ところが、佳恵からはこんな返信がきた。
「私もこの結婚について、考え直したいと思っていました。しょうちゃんと結婚したら、自分が自分らしくいられなくなる気がしています。
そんな結婚だったらしても意味がない。受けたプロポーズはいったん白紙に戻してもらえませんか?
お見合い後の交際に入った状態に戻して、今後の2人の関係を考え直したいです
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180222-00209172-toyo-soci&p=4
元記事:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/morningcoffee/1519272298/