日本で補助金が下りず、アメリカに行ったロボ技術ベンチャー企業の末路wwww
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日本で補助金が下りず、アメリカに行ったロボ技術ベンチャー企業の末路wwww
革新機構、苦戦のベンチャー投資 官民ファンドの実像
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO19552690S7A800C1000000/
「君らのロボットは素晴らしい。グーグルが出資するのは難しいことではない。この程度の投資ならこの場で、
私が決められる。だが、足りない技術もあるからグーグルの傘下に入って、
他の優秀なエンジニアたちと組む
手もある。君たち次第だ。金額を決めてくれ。
私はこれから30分、外でコーヒーを飲んでくる」
3人は開いた口が塞がらなかった。
「おい今、投資するって言ったよな」
「言った。で、どうする」
「売ってもいいんじゃないか」
加藤は慌ててパソコンをたたき、将来性を含め、フェアと思える金額をはじき出した。コーヒーブレークから
戻ったルービンはその数字を見て言った。
「OK、検討可能な金額だ。あとは彼女と話を進めてくれ」
ルービンについてきた女性の役員がにっこりほほ笑んだ。それから目が回るほどの忙しさで4ヶ月が過ぎ、
ついに会社の売却が決まった。
その年の終わり、米国防省の国防高等研究計画局(DARPA)が主催するヒト型ロボットの競技会で、
米航空
宇宙局(NASA)やMITのチームを抑え、シャフトはぶっちぎりの1位に輝いた。
今、中西と浦田はグーグル・ロボティクスの一員として、日本で働いている。直属のボスはグーグル創業者の
ラリー・ペイジである。
会社を売却して億万長者になった浦田がある日、ポツリと漏らした。
「俺、税金を払いたくない」
巨額の所得税を払わなければならないが、浦田はカネが惜しいわけではなかった。加藤が代弁する。
「一番助けてほしい時に、日本は僕らを見捨てた。認めてくれたのはアメリカでした。なのになぜ、日本に税金を
納めなくてはならないのか。
ましてや、その税金が僕らを全面否定して産業革新機構を通じて、経営に失敗した
大企業の救済に投じられる・・・。やるせないですよ」
ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ