高級腕時計を身につける感覚がわからない男性 「時間知るのタダじゃん」
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高級腕時計を身につける感覚がわからない男性 「時間知るのタダじゃん」
1:ノチラ ★:2017/09/08(金) 10:50:17.79 ID:CAP_USER.net
人生いろいろ、金銭感覚もいろいろ。そんな中、「腕時計にカネを使う感覚が分からない」と述べるのはネットニュース編集者の中川淳一郎氏だ。なぜ、人は腕時計にカネを使うのか。腕時計が好きな知人も多数いるという同氏が、腕時計にまつわる自身の感覚と、折り合いのつかない知人の主張を紹介する。
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大学生の時は時計を持っていたんですよね。ところが社会人4年目の2000年に携帯電話を持つようになってから時計をつけなくなってしまいました。元々使っていた時計も、1500円で買った文字盤に十二支が書かれた妙なモノだったため、そもそも「時間さえわかればなんだっていい」という感覚だったのでしょう。
大学時代のゼミには、時計好きの同級生がいました。彼は途中、長年休学していたためゼミに入った3年生の時は27歳の大人でした。彼はいつも時計の雑誌を持ってきて、世界の高級時計を眺めるのを至福の時間と感じていたようです。自身も50万円する時計を身に着け、次に何を買うかを熱く語ってくれたものです。
私なぞ、50万円の時計と言われたら「学費より高いじゃねぇかよ!」(当時は年間40万円)、「居酒屋『一休』で170回飲める額じゃねぇかよ!」と思っていたのですが、彼にとってはその時計を身に着けている時にたまらなく幸せな気持ちになるのでしょうね。
また、私は広告代理店時代に、パテック・フィリップというスイスの超高級時計のPRを少しお手伝いしていたことがあるのですが、投資にも使えるし、何しろステイタスになるということを先輩社員からアツく語られました。
何百万円もするような時計も同社は製造していたわけですが、私など「落としちゃったらどうするんだ?」なんてことを思うわけです。或いは新幹線の中で寝ていたら「ウヒヒ、こりゃ、大金がぐーすか寝てやがる」なんてことで格好の盗難の標的になってしまう。
こんなことを言うと時計通からは「シリアル番号が入っているので盗品は転売時にすぐ足がつくんだよ、ボケ」みたいなことを言いたくなるのかもしれませんが、そういったところも面倒くさいところなんですよ。
いちいちワインを飲んでは「フルボディのどっしりとした味わい、これまでに最高と言われた1994年のものよりもお手頃価格で飲めるのもいい」みたいな評論がウザいのと同様なのかもしれません。「銘柄何があるんですか? アサヒスーパードライとサッポロ黒ラベル? 黒ラベル大ジョッキで! ゴクゴクプハーッ!」みたいなものが結局自分は好きなのでしょうね。「この黒ラベルは札幌工場のものであり、千葉工場のものではないな、ムムッ、おぬし、デキる!」みたいなことを言う気はさすがにありません。
話はそれましたが、「時刻を知る」という効用を得ようと思うのであれば、今ならスマホや携帯電話に時計はついていますし、電車に乗ってもドア上の液晶に時計があったりする。駅のホームだろうが、オフィスだろうが時計があるのは当たり前。テレビをつけてもパソコンを開けても時刻は表示されている。
タダで時刻を容易に知ることができる時代があるのになぜ時計をつけるのかがまったく理解できないんですよ。しかも、腕に何かがついていると重くて腱鞘炎になってしまう。会社に入った時、いちいちパソコン使う度に外していたのも面倒くさい思い出です。高い時計の方が時刻を正確に刻んだりするのかもしれませんが、誤差だって数秒でしょ? 時刻は万人に平等に知られるのです。
以下ソース
https://www.moneypost.jp/193744
元記事:http://egg.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1504835417/