【夕刊フジ】巨人・岡本、出世コース外れたか　松井、坂本は2年目にレギュラー

プエルトリコでのウインターリーグで約1カ月間の武者修行を終え、24日に帰国したばかりの岡本。26日には都内の球団事務所で契約を更改し、200万円減で1年目と同じ年俸1200万円に。
「波が激しかった」と振り返った今季、1軍では出場3試合で1安打のみ。プロ初アーチを含む6安打を放ったルーキーイヤーから後退した。

巨人は高卒生え抜き野手の不毛地帯。2008年ドラフト1位の大田は8年間で規定打席に1度も達しないまま今オフ、日本ハムへトレードされた。
近年で主力まで成長したのは松井秀喜、坂本勇人のみ。常勝軍団が若手に与える猶予は少ないが、ともに2年目に規定打席に達し、定位置をつかんでいる。

岡本も2年目の今季は大チャンスだった。球団の期待も大きく、正三塁手だった村田よりオープン戦では優先起用されたが、結果で明白な差をつけられて2軍落ち。松井や坂本が歩んだ出世コースを外れてしまった。

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夕刊フジ 12/28(水) 16:56配信