夫の死後、夫の親族との関係を解消するため“死後離婚”(姻族関係終了届)の手続きをする人が増えているらしい
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夫の死後、夫の親族との関係を解消するため“死後離婚”(姻族関係終了届)の手続きをする人が増えているらしい
1:rain ★:2016/12/24(土) 20:59:55.18 ID:CAP_USER9.net
夫と一緒のお墓に入るのはごめんです-。
夫の死後、夫の両親や兄弟姉妹との血族(姻族)の関係を解消するため“死後離婚”(姻族関係終了届)の手続きをする人が増えている。
姻族とは、結婚をきっかけに親族になった人のこと。
離婚した場合、例えば義理の父母との関係は離婚と同時に解消されるが、配偶者が亡くなった場合は義理の父母としての関係が残る。
民法では、義理の父母に対しても扶養義務を課しており、夫が亡くなったあとでも義理の父母を扶養しなければならない。そんな関係を解消するのが姻族関係終了届だ。
手続きは簡単で、市区町村の役所で用紙に必要事項を記入して届けるだけ。ほかに必要なものは印鑑や配偶者が亡くなったことが分かる戸籍謄本、本人の戸籍謄本のみだ。
法務省の戸籍統計によると、姻族関係終了届の届出件数は平成18年度が1854件だったが、27年度は2783件に増加した。
ただ、離婚件数の22万9084件(27年度)と比べると、大きな数字とはいえない。
行政書士の田中諭さんは「扶養義務があるといっても、義理の両親の面倒をみない人はたくさんいます。みないからといって罰せられたという話は聞いたことがない」と話す。
夫と同じ墓に入りたくない、という意向についても、「夫の側の墓をなくしてしまえば、死後に一緒の墓に入る心配もなくなります」と説明。
「姻族関係終了届にはそれほど大きな意味はないと考えます」と語る。
では、なぜあえて手続きをとるのか。「亡くなった夫や姑に対して仕返しをするために手続きをするのでは」と推測するのは葬儀・お墓コンサルタントの吉川美津子さんだ。
「長年嫁姑問題で悩んだ末、夫に先立たれた」という女性からの相談が多いという。
中には、子供が成人したら離婚すると決めていたのに、その前に夫が亡くなったので縁を切れなかった女性もいたという。
吉川さんは「姻族としてつながっていることすら耐えられないということなのでしょうか」と話している。
「姻族関係終了届」の用紙
http://www.sankei.com/images/news/161224/prm1612240019-p1.jpg
http://www.sankei.com/premium/news/161224/prm1612240019-n1.html
2016.12.24 18:00
元記事:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1482580795/