日本ではまだ認められていない「着床前スクリーニング」による妊娠・出産に成功したと浜松の病院が発表
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日本ではまだ認められていない「着床前スクリーニング」による妊娠・出産に成功したと浜松の病院が発表
1: バックドロップホールド(北海道):2016/06/29(水) 13:03:17.12 ID:PB+cWlmp0.net
浜松市中区の不妊治療専門医院「アクトタワークリニック」の松浦俊樹院長が28日、
「県内在住の33歳の女性患者が着床前スクリーニングによる妊娠・出産に成功した」と発表した。
着床前スクリーニングは流産や不妊を減らすなどとして海外で広まっているが、日本産科婦人科学会はまだ認めていない。
松浦院長の説明によると、クリニックで体外受精をし、米国の検査機関で受精卵の遺伝子や染色体に
流産などにつながる異常がないか解析。女性の子宮に戻した後、今年4月に正常分娩(ぶんべん)したという。
着床前スクリーニングについてはダウン症なども判別しうるため「命の選別につながる」との指摘がある。
流産を減らせるなどの効果がはっきりしていないこともあり、日本産科婦人科学会の「見解」では、まだ
認められていない。松浦院長は「スクリーニング(解析)は女性と国外の検査機関が契約を結んで行った。
クリニックが行った体外受精は学会に準拠している」と説明。「子どもができずに困っている人を放ってはおけない。
この問題を多くの人に知って頂くため発表した」と述べた。
http://www.asahi.com/articles/ASJ6Y2JL6J6YUBQU002.html